お盆の回向って料金に困りますよね?
楽天のポイントを使うのが毎回楽しみなアラフォーの在宅ライターです。
我が家では、毎年片道5時間半かけて、樹木葬の墓参りに行きます。
なので、回向料金とかは発生しないんですが、仏教徒の方なら、毎年の回向料金に頭を悩ませているのではないでしょうか?
特に初盆の時には、相場がわからなくて困ることもありますよね?
そこで、今回はお盆の回向料金の目安や、回向とは本来何のためにあるものなのかなどご紹介します!
お盆の回向料金には目安ってあるの?
まず始めに言っておきたいのは、お盆に払う回向料金も塔婆料も任意で払うお金ということです。
なので、必ずこれだけ支払うというのは、本来決められていません。
そもそもが読経をあげてくれたお坊さんに対して、感謝の気持ちを表すために、回向料や塔婆料を払います。
それでも目安ということなら、東京以外では15~35万円ほど、東京都や近郊では20~35万円ほどと高くなります。
もし、大施食会(お施餓鬼)の案内が来たなら、出席する際に回向料が1万円などと書いてあることも多いですが、実は出席は任意なので、気にしないのなら、お布餓鬼の欠席もOKですし、塔婆料自体も任意なので支払う義務はありません。
ただ、元々が回向料も塔婆料も僧侶に対する感謝の気持ちなので、全く払わないのは人道的にはどうかなぁと思わないでもないです。
相場を教えてもらえますし、今後の目安も立てやすいでしょう。
塔婆料って何のこと?いくら払えばいい?
回向料とセットで気になるのが、塔婆料ですよね?
実は、この塔婆料も任意なのですが、基本的には塔婆供養をしてもらう時に、寺院に支払うお金になります。
塔婆は、卒塔婆(そとば)と呼ばれることもありますが、もっと簡単に言えば、お墓の後ろに立っている木の札のことです。
故人や先祖の戒名や願主の名前などを塔婆に書いて、本堂やお墓に立てかけるために使われます。
昔は墓ではなく、塔婆が目印となっていたこともあり、歴史も古いです。
板状のもの以外にも、塔婆には色々種類があるんですね。
お布施と似ている塔婆料ですが、お布施に決まった金額がないのに対し、塔婆料は寺院ごとに決められていることが多いです。
ちなみに、塔婆料の相場は3,000円から10,000円ほどとされており、これには、塔婆本体の費用、表面に戒名などの文字を書いてもらう費用、塔婆供養の費用が含まれています。
お盆の回向ってそもそも何のこと?
回向と言うのは、そもそもが、読経(どきょう)・布施などを行って死者の冥福を祈る行為を指します。
そのため、回向料というのは、読経をしてくれた僧侶に対して、感謝の気持ちをお金で包みます。
葬式などの供養にかかる費用を僧侶に対する謝礼状として、表書きに書く時に使われるのが回向料という名前なんです。
ただ、最近では回向料と表書きに書くことは少なく、単にお布施と書いて納めることも多いです。
その上で、お金を半紙に包んで、奉書紙で包むんですね。
もし奉書紙がなければ、白い封筒でもOKです。
ただ、封筒を使う場合には注意点があり、二重になっている封筒は不幸が重なるを連想されるのでタブーとされます。
また、ここでも注意なのですが、もし回向料を包む時には、封筒に郵便番号が無いタイプを選ぶようにしてくださいね。
回向料の書き方のポイント
回向料の表書きの書き方などには、いくつかマナーがあるので、そちらもご紹介します。
まず、表側中央上部に「御回向料」と墨で書き、その下に施主の名前を書きます。
施主の名前を書くのに抵抗があるようなら、○○家と書いてもOKです。
また、墨を使う時には、濃い墨を使うようにします。
なぜなら、回向は葬儀に関係するものであっても、不祝儀とは言えないからです。
なので、薄い墨を使わず、濃い墨を使うのが表書きの基本マナーとなります。
回向料の金額は地域によっても違う!
それでは、回向料の金額の相場や塔婆料の相場などご紹介してみました。
お盆になると、お坊さんが家に来てくれるというご家庭なら、金額を知っておいても損はないと思います。
また、感謝の気持ちであるからと、余りに安い金額を渡すのは失礼にあたるので注意しましょう。
回向料の相場は寺院によっても違うので、わからない時には直接聞いてみるのが一番手っ取り早いです。
お盆に回向料で困った時の参考になりましたら、嬉しいです!^^