来月の9日はクジラの日!
楽天のポイントを使うのが毎回楽しみなアラフォーの在宅ライターです。
毎月9日は「クジラの日」ってご存知でしたか?
クジラって、捕鯨調査しか出来なくなったこともあって、食卓からも姿を消しつつありますよね?
でも、鯨って実は結構栄養価の高い食べものだったりするんです。
今回は、クジラの日ができた由来や、クジラの栄養価などご紹介します!
毎月来る記念日なので、クジラ=9で覚えやすい記念日ですね!
なぜ毎月9日がクジラの日になったの?
毎月9日がクジラの日になった由来ですが、まずクジラの日を制定したのは「日本捕鯨協会」です。
ク(⑨)ジラの語呂合わせで生まれた記念日で、簡単に言ってしまえば、もっとクジラを沢山食べよう!という企画で生まれました。
ところが、現在では1988年以降クジラの捕鯨が制限されたこともあり、めっきり見かけなくなりました。
とは言え、クジラの歴史は古く、すでに縄文時代や弥生時代には食べていたとの記録もあります。
クジラはかなり深くまで潜ることができるので、当時の人がどうやって捕鯨していたのかは謎ですねー。
クジラの中でも「マッコウクジラ」は、2,000Mまで潜れるそうですから、当時の人にとってクジラはやはり高級品だったのでしょう。
クジラの商業捕鯨が禁止されるまでは、普通に食卓に上がっていたこともあります。
例えば、私の父は昔ミンクの餌になるクジラの肉しか食べられなかったと言います。
パサパサの赤身で、ベーコンはもってのほか、羊肉で有名なジンギスカンもクジラ肉…(-_-;)
当時は嫌で仕方なかったと言いますが、今にして思えば贅沢!といつも笑っています。
クジラ肉は疲労回復に良い?
さて、現在では食べる機会が少なくなったクジラ肉ですが、実は疲労回復効果に優れている食材でもあります。
このバレニンとは、クジラに含まれている「カルノシン(鶏肉に多い)」や「アンセリン(マグロやカツオに多い)」などと同じように、疲労回復効果があるとされ、バレニンは特にクジラに多い栄養価です。
バレニンは抗酸化性能に優れており、肩こりや筋肉痛で生じる活性酸素を抑制する働きがあるんですね。
さらには、上記でご紹介したカルノシンやアンセリンとは違い、バレニンはほとんどがクジラにしか含まれていない成分で、含有量も多めです。
クジラはベーコンなども美味しいですが、疲労回復効果の他に、特に赤身には、高たんぱく&低脂肪&低カロリー&鉄分が豊富などの嬉しい作用もあるので、クジラは貴重ですが、ぜひ食べてみたい食材でもあるんです。
調査捕鯨の段階を超えないようにしつつ、上手にクジラ肉を摂取したいものですね。
最後に、クジラにまつわる雑学をご紹介します。
雑学①歌を歌う
歌を歌うと言えば、イルカのイメージも強いと思いますが、クジラの中でも「ザトウクジラのオス」は歌を歌うことができると言われています。
なぜ歌を歌うのかといえば、メスへの求愛のアプローチ手段として使われるから。
唸り声のような重低音ボイスから、笛のような高音域まで使って歌われ、繁殖期に長い時だと1時間以上も歌い続けます。
歌を歌う動物は割といますが、メロディーラインがしっかりとした歌を歌うのは、今の所クジラが一歩抜きんでている感じがしますね。^^
雑学②なぜ潮を吹く?
クジラをイラストで描く時に、よくクジラの潮を吹いている姿が描かれますよね?
この行動にはちゃんと意味がありました。
クジラは海で生活しているので魚類に間違われやすいですが、れっきとした哺乳類で、人間と同じく肺で呼吸します。
クジラは深海に潜る時に、肺の呼吸に圧力がかかります。
なので、その圧力を逃す意味で、潮を吹くようにして肺の中に溜まった空気を吐き出しているんですね。
吹き出しているように見えるのは、霧状になることからですが、実際には圧力差で潮を吹いているように見えるだけ。
勢いがものすごいので、潮を吹いているようにも見えますが、実際は単に呼吸をしているだけというからくりでした。^^
クジラの日には捕鯨に関する知識も確認!
それでは、毎月9日がクジラの日になる理由と、クジラの日が生まれた由来、クジラにまつわる雑学などをご紹介してみました。
クジラ肉が手に入りにくくなった昨今ですが、確かに絶滅されては困るので、商業捕鯨は禁止となったのには納得です。
だって、今の生活でクジラ肉しか食べることができないことはありませんよね?
ただ、ちょっとヒステリー気味な所もあるので、クジラだけ別扱いするの?という疑問も生まれますが…
クジラの日には、捕鯨に関する思いを深めて、ちょっと勉強してみるのも良いかもしれません。
記事が参考になりましたら嬉しいです!^^